顔のセルライト

 セルライト（Cellulite）とは

脂肪組織に線維化が生じ変性をきたし、皮膚に凸凹となって表れた皮膚の状態の事で肥満とは別です。　

脂肪が塊になって、肌の表面が　凸凹になってしまう、セルライト。

 

 

セルライト、太ももや二の腕などに見えやすいですよね。セルライトは、太っているから出来るわけではありません

 

 

【　顔セルライト　】

 

顔にも出来てしまうってご存知でしたか？

表情筋をあまり使わずにいたり、代謝が落ちていると、セルライトができやすくなります。

顔の筋肉が硬直していたり、普段から表情筋を使わない人には、セルライトがあると言われています。

 

一番蓄積しやすい部分は耳下の首のライン、頬の部分、そして顎下です。面積が広い部分ほどセルライトが溜まりやすいですが、

 

おでこ、小鼻まわり、顎口周りにも出来やすいです。

 

顔がむくんで触ったら硬く、大きく見えてしまっていたとしたら、それは「顔」のセルライトが原因かもしれません。

血流が悪かったりすると更に蓄積するので、普段からマッサージでほぐすことが大切です！

 

 

 

 

 

こんな方はセルライトかも？

 

 

• むくみやすい
• 目の下や頬・顎にたるみがある
• 大きなニキビができて治りにくい
• 肌が硬くてゴリゴリする
• 顔色がくすんで土色に近い
• 乾燥しやすく毛穴が目立つ

 

 

皮下組織の中の脂肪が、古くなって本来なら排出されるべきなのに、居座ってしまったものです。

 

 

そして、セルライトがあるから、また代謝が悪くなり、上のような状態を引き起こします。

 

 

 

脂肪の排出はどこから？

 

汗を出す汗腺から出るのは汗で
皮脂を出す毛穴から出るのは皮脂腺。

 

 

脂肪など皮下組織や、身体の中の毒素とか、老廃物が、そこから出てくるようなイメージは、よく世間で言われていますが、

身体の内部のものが出てきてしまったら怖いですよね。

 

※汗には老廃物も微量に含まれますが、ほとんどが水分です。

 

脂肪も老廃物も基本的には血液によって運ばれて、体外に排出されます。

 

 

 

 

潰す？もみだす？除去するには？

 

エステの広告などでよく言われる

 

・脂肪を潰すように強くマッサージする
・雑巾を絞るようにして、脂肪を押し流す
・セルライトを潰すと”プチプチ”音がする

 

 

というのは、間違った都市伝説です。

 

 

強いマッサージは皮膚の組織や毛細血管を傷付けてしまいます。そうすると、

新たなセルライトを作ってしまうので、強すぎるマッサージは逆効果となってしまいます！

 

ましてやお顔の肌には、刺激が強すぎて、シミや、たるみの原因にもなりかねません。

 

 

 

 

 

脂肪を排出するにはどうすればいいのか

 

血流が悪くなり、代謝が落ち、固くなっているお肌をマッサージで柔らかくし、しっかり血流を良くして、代謝を上げて、老廃物を血液から排出すれば良いのです。

 

 

ただし！！

 

お肌表面に刺激を与えてしまうとお肌を固くし、シミの原因になってしまうのでお肌表面には全く感覚がないマッサージをすることがポイント。

 

毎日５分から１０分、美容器を使ってマッサージをしていても、全くなにも感じません。

 

ほんのり温かい遠赤外線モードなどの美顔器でもマッサージ効果を高めてくれます。

熱いと感じたら、お肌には刺激が強すぎます。

 

 

お尻や太ももの角質層は厚いので、多少の温熱や刺激で肌を柔らかくすることも、方法の一つです。

 

 

しかし！！お顔の皮膚、角質層はとても薄いので、刺激で老化の原因を作らない！というのが、重要なのです。

 

 

 

 

 

女は秋に３歳老ける

 

たるみは、コラーゲンの破壊による地盤沈下と、顔セルライトが同時に起きている状態です。

 

どちらのトラブルもきちんと無感覚のマッサージで、いらなくなった古い脂肪やコラーゲンは血液に流して排出し、

しっかりマッサージをかけることで、お肌の力を取り戻します。

 

つまり、新陳代謝が早まります！

 

 

 

夏にコラーゲン破壊されていると、脂肪を巻き込んで、顔セルライトが出来ているかも？

 

 

 

 

 

ホームケアアドバイス

 

セルライト予防① 顔の筋肉を柔らかくするマッサージ

 

セルライト蓄積を予防するには、顔の筋肉をほぐしてあげることが大事。
では簡単でどこでもできるマッサージ方法を紹介します！

①おでこの筋肉と眉間のマッサージ
まず片手の平を横にして額におきます。もう片方の手をピースの形にして眉間におきます。
その眉間に合わせた指を、横に広げたり寄せたりしてください。
こうするだけで額の範囲にある筋肉がほぐれ、眉間に固まってる筋肉もほぐれます♪

②鼻の横の口まわりのマッサージ
両手の人差し指を鼻の横に当てます。そこを斜め上に引き上げるような感覚で押します。
そのまま斜め下に下がってきてください。どちらかというとツボ押しみたいな感覚です。

 

子供の頃は表情が豊かだった人も、
年齢とともに顔を動かすことがなくなり、
脂肪がたまって結果的にセルライトとなります。

顔のセルライトが潰せる簡単な運動をご紹介しますので、
ぜひお試しください♪

 

1.舌を思いっきり突き出して首を後ろに反らせて真上を向き、6秒間キープします。
2.舌を出したまま、今度は首を前に倒して6秒間キープします。

 

これを1回にだいたい5セットを目安に繰り返すようにしてください

実施する時期ですが、
からだが温まったお風呂上りはおすすめです！

ほかにも、お湯で温めたホットタオルを顔に数十秒あてた後に実施しても
顔のセルライトを潰すのに効果的です。

1日の実施回数ですが、
1日1回よりは、2回、3回まど実施頻度が増えるほど顔のむくみが取れて、
代謝が上がり、セルライトを潰す効果がより出やすくなります。

ただし、初めから飛ばしてやってしまうと
日頃動かしていない筋肉を使って、筋肉痛になったり、
食事や会話をするときに差し支えるなど生活に支障が出てしまうため、

ほどほどにやりすぎないように、注意しましょう。

 

セルライト予防② 流行りの顔ヨガ

 

私たちアジア人は、欧米人より表情筋をあまり使っていないといわれています。
欧米人が80％、反対に日本人は20％くらいしか表情筋を使っていないらしいです。
表情筋を使わないと歳を重ねると頬がたるんできたり、しわが増えやすくなります。

それらを防ぐために今話題となってるのが「顔ヨガ」！
普通のヨガは身体を動かしますが、顔ヨガも同様で色々な顔の筋肉を動かすので良いエクササイズなのです。

しかしちょっと恥ずかしいと思う人もいるかもしれません…。
口を大きく開いたり、舌を思いっきり上に出したり、目玉を上に向けて口をぐるぐる回したり…変顔に近いかも？
けれど、普段動かさない顔の筋肉を刺激すると、筋肉のこわばりが減って脂肪燃焼にも効果があるのです！

 

セルライトができている肌は硬くなっています。

その顔にできているセルライトを潰すために

まずはマッサージで硬い部分をほぐしてから、
リンパの流れに沿ってマッサージをしていきましょう♪

顔の肌をほぐすポイントとして、
拳を軽く握って、ぐるぐる円を描くようにして
優しくセルライトをマッサージをしていくようにしてください。

次に、顔のライン（輪郭）にそって、親指と人差指で肌を軽くつまんで
セルライトを潰していきます。

そうしたら、肌はだいぶほぐれてきていますから、
リンパを流すために顎の先から耳の下、
首筋、鎖骨へとなぞるようにマッサージしていってください。

あまり強い力でマッサージをすることは、セルライトを潰すのに逆効果ですから、
痛くない程度に強さを加減してください。

マッサージのポイントとしては、
顎の先から耳の下に向けては、
肌を持ち上げるようにしてマッサージをしていきましょう。

マッサージをしやすくするために、
化粧水やクリームを付けて行うと美肌効果もあっておすすめです。

マッサージと運動を加える事で顔にたまっていたセルライトを潰すことができ、
すっきりした小顔を手に入れることができます。

 

顔のセルライトを潰す2つの方法はいかがでしたか？
2つとも、道具は特に必要なく、簡単で今日でもすぐ始められる方法です

それほど時間をかけなくてもできることですから、
小顔を目指してセルライトを潰すのを一緒に毎日頑張りましょう♪

 

 

セルライト予防③ リンパマッサージ

 

顔のセルライトは、そのまま放置しておくと大変なことになってしまいます。
筋肉が硬直してセルライトが溜まっていくので顔がたるんだり、ほうれい線がくっきりと見えやすい顔になってしまう恐れがあります。

たこ焼きみたいにほっぺたをつまめる人は、顔のセルライトが多いかも…。
また耳下のラインも意外とセルライトが溜まっている部分。ここはリンパマッサージしか効果ありません！

若いうちは良いけれど、歳をとってもキレイにいるために今すぐ対処しましょう。

脚やお尻などの、体だけが問題だと思っていたセルライト。
しかし実は「顔」という部分にも落とし穴が…。
脂肪が柔らかいうちにほぐして、いつまでも若くみえる顔を保ちましょう！