チートディ の考え方
2024/01/22
皆様はチートディとは聞いたことがありますか?
本気で減量や肉体改造を目指している方の中にも一つの考え方として食事制限を続ける日々の中、1日だけ制限を解除し、食欲のおもむくままに好きなものを好きなだけ食べる、「チートディ」を設けたいと考える方がいます。
減量や肉体改造中はなるべくチートディはオススメできません。
しかし、例外があります。
・食事制限で過度なストレスが溜まってしまう人。
・誕生日屋クリスマス、お正月などの文化的な生活を送る上で特別な日。
・会社の接待など、仕事上の都合(出張のたびに暴飲暴食は違います。)
このような場合は仕方がないでしょう。
しかし、毎週チートディを設けている、ひどい方は毎日夕ご飯はチートディ!という方もお客様の中にはいらっしゃいます。
これではせっかく朝ごはん、お昼ごはんを我慢しても夕ご飯で好きなものを好きなだけ、何ならビールなんかも飲んじゃって。
これじゃ、朝昼の努力が台無しです。
炭水化物および砂糖、そして脂肪を過剰に摂取した場合、健康に問題を抱えていない方であれば、たまにちょっと食べ過ぎたくらいのことで心配すべき問題など特にないと言えるでしょう。
健康な肉体は自らを本能的にコントロールしているということ。「インスリンの量が不足すれば、より多くのインスリンが分泌されます。それは別に異常なことでも何でもなく、ただ身体の機能に必要だから分泌されるに過ぎないと言えます。
しかし、当店にご来店いただいている方の中には「健康診断で痩せろ、と医者に言われてきた」という方も少なくありません。
もう少し危機感を持ってホームケアをしていただきたいです。
チートデイが身体におよぼす作用
【1】チートデイによって代謝は上がらない。
「より多くのカロリーを燃焼させるために、食べる量を増やす」という説を耳にしたことがあるかもしれません。もちろん、食べた直後の代謝は上がります。
ですが仮に、1000キロカロリー分のピザやブラウニーをむさぼったとしても、それを消化するためだけに1500キロカロリーが燃焼されるというようなことは起きません。
たった1日の暴飲暴食で、1週間の努力を台無しにしてしまう人をたくさん見てきました。
【2】飽満感や腹痛の原因になることも
糖質を処理するために、膵臓(すいぞう)から分泌されるのがインスリンです。
糖質の多い食事をすると、インスリンの分泌量が増すことで、腹部膨張感が生じる可能性があります。
食事の量が多くなれば、それを消化するのにそれだけ時間がかかることになるわけです。
つまり、チートデイに食べたものは胃の中に長く留まることになるので、ガスと共に腹部膨張感を生み出す可能性が生じる。
【3】過食は運動量の低下につながる
体質が「肥満傾向」(本人や家族の体重履歴などから導き出されます)にある場合、食事を通じて適量の1.4倍のカロリーを過剰摂取することで、その日の運動量は著しく低下すると報告しています。
つまり、「肥満になりやすい」ということを述べているのでしょう。
このような運動不足は、体重増加のリスクを高めるだけでなく、さらに健康面全般にとって悪影響を及ぼす可能性も示唆していると言えるのです。
【4】チートデイのおかげで、食事制限を続けられるという場合も
チートデイに好きなものをさまざま食べても、1週間毎に出した目標カロリー数からは逸脱していない場合は順調に体重を落とすことができる場合があります。
まとめ:チートデイの理想的な取り入れ方
チートデイを取り入れるためには、まずは自分自身について理解するところからはじめるのが理想的と言えます。
自分にとって適した方法とは何か?まずそれを把握するところからはじめましょう。
「週1日の暴飲暴食こそ、自分のやり方に合う」という方もいることでしょう。
ですがその一方で、「計画的な食生活の継続のためにも、好きなものを少量ずつ適度な間隔で食べたい」という方もいるはずです。
そうすれば週に数回、自分自身をケアできるのですから。こちらのほうが有効と考える方も少なくないでしょう。
現実問題として、座ってピザを1枚丸ごと食べるというのは、実に魅力的なことです。ですが実際、それを実践したあとの満腹感の状態を想像してみてください。魅惑的ですか?
「週に数回気分を緩めて、好きなものを食べて、ときどき、ちょっとした贅沢を自分に許すことで、“ダイエット”の息苦しさから解放されます。その程度の息抜きなら、成果を妨げることもないはずです。
「1日の摂取カロリーの、10~20%増を目安にするというのがひとつの考え方です」ということ。
1日あたり2800キロカロリーが必要と考えた場合には、280~560キロカロリーの「おやつ」を、週に2~3回摂って良いということになります。
念のため、小さな「おやつ」が秘める危険性も意識しておくことも重要です。
小さなクッキーとは言えども、「1枚食べたら、ついついもう1枚…と手が伸びてしまい。最終的には1箱全部…」という落とし穴にはまってしまう危険性もあるということです。
その誘惑に打ち克つ自信のない方はやはり、「週1日だけに限定したお楽しみ」としてのチートデイを活用すべきかもしれません。
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