あざ(内出血)を早く治す方法
2024/01/10
あざ(内出血)が起こる原因
何かに体をぶつけるなどの外部からの衝撃が体内に入ることによって、皮膚や皮下組織を壊してしまい、出血が体の中にとどまることで起きます。
【主な原因】
- ・骨折
- ・打撲
- ・打ち身
- ・捻挫
- ・肉離れ
また、高齢者や皮膚の血管が脆い方は弱い外力でも内出血を起こしてしまいます。
青紫色・赤色・緑色・黄色のあざの違い
内出血が溜まっている箇所の深さと、受傷してから治っていく過程での色の変化に違いが出るからです。
青紫色・赤色
このふたつの色は受傷直後に出る色になります。青紫色は細胞組織の中でも深い部分で、赤色は浅い部分で起こると見た目の色に違いが出ます。この時期だと触るだけでも痛みを感じることが多いので、痛みのある状態の場合はなるべく触れないようにしましょう。
緑色・黄色
この二色は受傷してから数日経ち、組織内に溜まった血液が流れていく状態になると出現してくる色です。この時期になっていても、症状の経過によっては痛みを感じる場合もあるので痛みがある際には触り過ぎないようにしましょう。
治療期間と危険なあざの見分け方
ではそんな「あざ」は、どれくらいの期間を経て治っていくのでしょうか?
症状によって治る期間も様々ですが早ければ1週間、長くても2~3週間であざは引いていきます。
ただし、年齢によって回復力には差があります。
若い人の方が年配の方に比べて自然治癒力が高いので、あざが出来ても早く元の状態に戻りやすいです。
回復力に一番関係してくるのは血流です。
早期回復をするのであれば、血流状態をよくすることを心がけましょう。
その中でも受傷直後から痛みや腫れが引かず、むしろどんどん症状が悪化していく場合のあざは注意です。
本来、痛みが引くはずの状態からなかなか症状が引かない場合に考えられる原因の中には、以下が考えられます。
- ・動脈性の出血
- ・貧血
- ・血管の異常
- ・がん
もし異常が見つかった場合は、早期にかかりつけの病院で受診してください。
あざを早く治す方法
外傷性のけがから来るあざ、内出血の場合の早期回復法をお伝えします。受傷からの期間によって処置方法が変わってきます。
受傷直後(青紫色、赤色)
受傷直後は痛めた患部が炎症を起こしていて、熱感があったり、腫れが強く出ている可能性が高いので、まず患部を冷却(アイシング)してください。
よく皆さんがやりがちなのが、熱感のある状態で血流を良くしようとしてお風呂で湯船に浸かって温めるという方法です。
それを行ってしまうと、炎症を起こしている箇所に余計に熱を与えて、あざが引かない場合があるので温める処置は控えましょう。
受傷数日後(緑色、黄色)
数日経って、圧痛や熱感が治まってきている状態でしたら、今度は受傷直後とは反対に溜まっている血液を流すために、患部の周りを温めてあげて下さい。
お風呂に入って温めるもよし、ホットパックなどで患部を温めるのも良し。血流循環を良くして、たまった内出血が早く体内に吸収されるようにしましょう。
また、血流を良くする観点で行くとマッサージを行うことも効果的でしょう。
ぜひご自身で試してみてください
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